今回は私のパワハラ体験談を投稿します。
私が主にXで投稿をしておりますが、文字数の関係もあり細かいパワハラ体験談は投稿できてませんでした。
今の活動を始めるきっかけでもあるのでこの場をお借りして、ストーリー形式でお伝えできればと思います。
以前の職場はいわゆる大手企業でしたが、典型的なパワハラ体質の会社でした。
全国に支店がありましたが、パワハラがのない支店の方が珍しかったです。
営業職として配属された時からが始まりです。
大きくわけると3つのケースがありました。
1.パワハラ体験談 弱い立場の人を集中攻撃
最初は下記のような構造でパワハラがありました。
責任者がチーフにパワハラをする。→チーフはチームのメンバーにパワハラをする。
つまり責任者から平社員にパワハラされることはないのですが、
チーフはパワハラをされないために自分の部下にパワハラをするという流れです。
そしてそれは特定の誰かをチームのみんなでパワハラするということに繋がりました。
この場合は弱い立場の人がターゲットになりやすく、配属されたばかりで何もわからない私がターゲットになるのは明白でした。
そこでは色々なパワハラを体験しました。
みんなの前でパワハラを行う人や誰もいない二人きりの時に行う人もいました。
思えばみんな自分の身を守るため、日ごろのストレスを解消するためにパワハラをするようになっていたと思います。
何かを聞きにいけば「お前は馬鹿だ。」言われ、失敗をすると「頭がおかしいと。」言われ、毎日辛い思いをしてました。
チーフも何か他のメンバーに言いたいことがある時はわざとみんなの前で私を罵倒することによって間接的に伝えてました。
「お前を通していうけどこれはチームのためなんだ。」
2人きりの時にこういわれましたがなぜ私が関係のないことで怒られなければいけないのか理解ができませんでした。
怖いとか悲しいとかいう思いの前に激しい怒りを覚えました。
「絶対誰よりも成果を上げる。」
そう誓った私は本気で努力し、チームの誰よりも成果を上げ、全国上位の成績を何回も収め表彰もうけるようになりました。
そして私が成果を上げるにつれ、表立ってパワハラを行われることはなくなりました。
弱い立場の人間を虐げ、立場が強くなると何も言えなくなる。
正直かっこ悪いなと思いました。
そして異動もあり次のパワハラが始まります。
2.パワハラ体験談 チームのみんなに無差別パワハラ
次はチームのみんなに対して無差別にパワハラをする加害者と出会いました。
※会社の権力者には媚びを売ってましたが、、
①に比べるとマシにみえるかもしれませんが、内容が①より大分酷かったです。
加害者は支店の責任者だったのですが、毎日誰かしらにパワハラをしていました。
とにかくパワハラをする時間が長く、一度始めるとみんなの前で数時間は続けることが当たり前でした。
何人もの大人が詰められて泣く姿を見ました。
パワハラをしている間はみんなまともな業務を行うことができずにとにかく時間が無駄になることが多かったです。
会社の権力者からの評価は高かったので、どうすることもできず何人も辞めさせてました。
本社が何かをしようとしても権力者の介入により何もできずに終わります。
「レベルの低いやつは俺についてこれない。」
この言葉が口癖でした。
幸いにも結果にこだわるタイプではあったため、結果を出している間はパワハラされる頻度も少なかったです。
しかし、新任社員が配属されてきてから変わります。
パワハラをしない私に対して詰めてくるようになります。
自分でいうのもなんですが私は優しく教えたいタイプでした。
失敗しても次に頑張れば大丈夫だと新入社員を励ましていたのですが、それが気に入らなかったようです。
「甘やかしてんじゃねえよ。もっと詰めろや。」
私に対してパワハラを強要してきました。
とはいえ私にそんな意思はなかったので、代わりに詰められる日々が続きました。
この時期はとにかく耐えることしかできませんでした。
この加害者相手には何とか耐え続けていたのですが、次の加害者との出会いで転職を決心します。
3.パワハラ体験談 パワハラの化身
私が転職を決心した加害者との出会いです。
一言でいうとパワハラの化身でした。
ケース②の加害者はどちらかというと狡猾な部分もありましたので、権力者のストップがあれば止まったと思います。
パワハラに対して後ろめたさも少しがあったのか、パワハラしていることを隠ぺいするような行動もありました。
しかしこの加害者はパワハラを絶対的な正義と信じており、誰にも止めることができない印象です。
パワハラが原因で何回も異動を繰り返してましたが、それでもパワハラを行い続けてました。
「厳しさの中に成長がある。」
この言葉が口癖の加害者でした。
毎日暴言は当たり前で、毎日ほぼ始発の時間に出社し、終電まで仕事を強制されるようになります。
「会社のこと考えていないのか。」
予定があり、終電前に帰ろうとする他のメンバーに怒りながら言ってました。
もちろん勤務時間の制限もあるので、勤怠管理上は残業をしていないことになっており、全てサービス残業です。
「みんな疲れてるし今日は早めに終わろうか。」
たまにこの言葉を言い出したと思ったら、強制的に飲み会が始まります。
ようするに終電まで働くか終電まで飲み会に参加するしか選択肢がなかったのです。
この加害者は本物だと思いました。
伝え方が難しいのですが、パワハラに対する純度が異常でした。
会社にしか居場所がなく、パワハラしか信じられるものがない。
誰に何を言われてもパワハラが正しいと信じているような加害者でした。
「逃げなければ自分が壊れる。」
生まれて初めて自分が壊れてしまうような感覚を味わいました。
私が転職を決心した瞬間です。
そして転職が決まり退職する意思を伝えました。
「あんなによくしてやったのに。この裏切り者が。」
耳を疑いました。
加害者にとってパワハラは本気で「良い行い」だったのです。
そこから退職日までパワハラはエスカレートし、地獄をみました。
毎日トイレで吐きながら出社しましたが、何とか退職まで進むことができ、逃げ出すことに成功しました。
4.まとめ
以上が私のパワハラ体験談です。
細かいものを含めるともっと多くの加害者がいました。
本当にパワハラに囲まれてきた日々でした。
幸運なことに転職した先がホワイト企業だったので、今の職場で悩むことはないですが、いまだに加害者のことを忘れたことはありません。
一生忘れないでしょう。
それほどまでに私に影響を与えた体験でした。
それではまた次回の投稿でお会いしましょう。
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